なんだか雲行きの怪しい雑記帖

ぐだぐだ日記とメモと,あと不定期更新

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ArchLinuxなんてのをインストールしてたのよ

インストールしたのがもう二週間以上前の話…!! なのでちょっとうろ覚え


ArchLinuxはLinuxディストリビューションの一つ、独立系
 (読み方は「アーチリナックス」、「アークリナックス」と読むとArkLinuxさんと誤解される)



特徴は多分こんなん

 ・パッケージ管理システムはPacmanで、基本的にはバイナリパッケージによる配布。
  ただし、ABSを入れるとソースからビルドしてマシン毎に最適化したものをインストール可能に。

 ・ローリング・リリースを採用。
  「OSのバージョンアップ」という概念がないので、常にパッケージを最新に保てる。

 ・インストールが敷居が高く若干面倒。
  インストール後も必要なパッケージは自分で全て揃える必要があるので、ある程度知識と慣れが必要。

 ・日本語資料があまり充実してないので、「英語イヤアアアアアアア」な場合厳しい。
  英語のWikiは結構情報あると思う。

 ・何故かネームバリューがないので人に話しても「えっ(゚Д゚)」って顔される。


「基本的にはバイナリパッケージによる配布」ってところが好みです。
ビルドして入れるのが基本なGentooさんとかよりも、サクッと入れて楽しめます。
 (Gentooはインストールとか、zshとvimとsudoをemergeしただけで数時間程何もできなくなって残念な感じ。
  ただ、一度入れると凄い愛着湧くんだけどな…Gentooは…。)

また、ローリング・リリースなので「Ubuntu入れようと思うけど、サポートの問題もあるしLTSかな…」みたいな面倒な判断をしないで済みます。
何より新しいモノ好きな私としては…!

Ubuntu→Fedora→Cent→SL→FreeBSD→Arch→Gentooと改宗してきましたが、そろそろArchさんとかで落ち着きそうです、用途にもよるけど…。
 (そういえばこの前使っていないWindowsServer2008を発掘した、一回インストして使ってみたい…!!)



インストール


2012年8月時点でのインストール方法。
落としてくるイメージによって微妙に変わるので、うまくいかない場合は公式Wiki見て下さい。
 (なお、ここに書いたインストールはInstallationGuideじゃなくてBeginner'sGuideを参照しました。)

今回はディスクに焼いてインストールするので、Downloadの「HTTP Direct Downloads」から、近くのミラーを選びましょう。
日本だと筑波大か…。

現時点で置いてあるのは「archlinux-2012.08.04-dual.iso」なので、これをダウンロード、CDに焼いてインストールするPCにぶっこんで起動。


arch_boot.jpg
起動画面では色々書いてありますが、「Boot Arch Linux」で。
少し待つと自動ログインでrootになれます。

arch_autologin.jpg


>まずはキーボードレイアウトの設定
日本語キーボードだと「jp106」なので
# loadkeys jp106



>次にインターネット接続の確立。
無線などの場合非常に面倒なのでBegginer'sGuide-Establish_an_internet_connectionを参照してください。

ここでは有線の設定。
起動時にdhcpdが有効になっているので、有線の場合既にネットにつながっている可能性が高いです。
# ping google.com

が通るなら、既につながっているので次のステップに。


固定IPにしたい場合。
例えば、ゲートウェイが192.168.0.1で自分のIPが192.168.0.8にしたいなら
# ip link set eth0 up
# ip addr add 192.168.0.8/24 dev eth0
# ip route add default via 192.168.0.1


次に、DNSサーバーの設定をしないといけないので、「/etc/resolv.conf」を書き換えます。
DNSサーバーが192.168.0.2なら
# nano /etc/resolv.conf
____________________________
nameserver 192.168.0.2
____________________________


このとき初めてnano使ったんですが、書き込みは「Ctrl+O → Enter」、終了は「Ctrl+X」みたいです、まぁ下にヘルプ表示されてるけど。



>ディスク(ストレージ)の設定
ディスクのパーティション分けたりフォーマットする作業。
当たり前ですがデュアルブート環境などを作りたい人は、この作業は慎重に。

ここでは本家Wikiに似せた設定でいきたいと思います。
起動ディスクが2GB、Swapが1GB、/homeがそれ以外全部な感じにでもしますか(適当

# cfdisk /dev/sda


arch_cfdisk1.jpg

何もない状態のドライブだとこんな感じになります。
矢印キーの上下でパーティションの選択、矢印キーの右左で操作(「New」や「Delete」)が選択できます。

とりあえず一つだけ、起動ディスクを作ってみましょう。
上下で「Free」にカーソルを合わせたまま、左右で「New」に合わせてEnter。

arch_cfdisk2.jpg
作るパーティションにArchを入れるので、「Primary」を選択したままEnter。

arch_cfdisk3.jpg
パーティションのサイズを聞かれるので、今回は2GB(=2048MB)としたので「2048」としてEnter。

arch_cfdisk4.jpg
先頭に作るか、末尾に作るか選べるみたいですが、特に選択する必要がないので先頭でEnter。

arch_cfdisk5.jpg
ここまで一つのパーティションが作れました。
 (なお、ここまで操作ではディスクのパーティションのレイアウトを設定してるだけなので、実際のディスクにはまだこれらの設定は書き込まれていません。
  その操作は「Write」ですが、全てのパーティションを設定し終えた時に行なって下さい。)


同様にSwap用のパーティション(1024MB)と余ってるストレージで/home用のパーティション作ります。

arch_cfdisk6.jpg

はい、パーティションが作れました。
あと少しだけやることがあります。
起動ディスクにカーソルをあわせて「Bootable」でEnter。

Swap用のパーティションにカーソルをあわせて「Type」、するとファイルシステムが一覧で表示されます。
何かキーを押すと、番号の入力を求められるので、「Linux swap/Solaris」に該当する数字「82」と打ってEnter。
arch_cfdisk7.jpg

ここまで無事に作業が完了するとこんな画面になります。
arch_cfdisk8.jpg

ここまで出来たら、パーティション分けは終わったので、「Write」→「yes」と入力してEnterでパーティションを書き込みます。
もうチュートリアル的にはcfdiskには用はないので、「Quit」で終了します。

再度言いますが、ここまででパーティション分けが終わりました。
次はそれぞれのパーティションを適切なファイルシステムでフォーマットしないといけません。

「/dev/sda1」(起動ディスク)と「/dev/sda3」(/home)をext4でフォーマットするには
# mkfs.ext4 /dev/sda1
# mkfs.ext4 /dev/sda3

です。

続いてSwap用のパーティション「/dev/sda2」もフォーマットし、有効化します。
# mkswap /dev/sda2
# swapon /dev/sda2


ここまでで、確認のためにもう一度「cfdisk」をやるとこんな感じになってると思います。
arch_cfdisk9.jpg

実は全部「cfdisk」で設定できるっていうね。



>ディスクのマウント、ArchLinuxのインストール
ついにインストールです。

起動ディスクを「/mnt」にマウントします。
# mount /dev/sda1 /mnt


お気づきだと思いますが、「/mnt」がインストール後の環境の「/」(ルート)になります。

「/mnt/home」(/home)を作って、/home用のパーティションをマウントしましょう。
# mkdir /mnt/home
# mount /dev/sda3 /mnt/home


マウントの設定はこれで終わりです。


次に、ArchLinux本体のバイナリを拾ってくるミラーを設定します。
別に設定しなくてもいいんですが、設定しないと本家サーバーからデータとってくることになるので、当然遅かったりします。
 (一時期サーバーが重かったらしいですが、私がインストールした時はミラーの設定しなくてもまぁまぁな速度でダウンロードできた記憶がある、凄い回線やなぁ。)

ミラーリストの編集は
# nano /etc/pacman.d/mirrorlist

です。
 (まだvimとか使えないのか…)

ミラーリストなので使えるミラーが一覧で書いてあります。
実際にダウンロードする際は「一番上から接続していって、最初に接続に成功したサーバー」なので、自分の直近(と思われる)ミラーの行を一番最初にくるようにコピペすればOKです。


ここまででようやくインストールのための準備が整いました。
あとは
# pacstrap /mnt base base-devel

とうって、しばらく待ちましょう。

インストールが終わったら、次はfstabを作ります。
自動で作ってくれるらしいので
# genfstab -p /mnt >> /mnt/etc/fstab

と打てば終わりです。



>インストールしたArchLinuxの設定

次はインストールしたArchのシステムの設定をします。
ここからは正直ちょっと好みとかあるので、私だったらこう弄るなぁってのをご紹介程度に。

詳細については本家のBeginner'sGuide - Configure_the_base_systemを参照。

なにはともあれ、インストールしたArchのシステムに移ります。
# arch-chroot /mnt



・コンソールのフォントとキー
# nano /etc/vconsole.conf
____________________________
KEYMAP=jp106
____________________________

 コンソールの設定なので、デフォルトの「KEYMAP=en」のままでもいいとか、そういう話もある。


・タイムゾーンの設定
# ln -s /usr/share/zoneinfo/Asia/Tokyo /etc/localtime

 Tokyoならこうなる。

・ロケールの設定
# nano /etc/locale.gen
____________________________
ja_JP.UTF-8 UTF-8
____________________________

 先頭の「#」をとってコメントアウトを外すだけ。

# locale-gen

 でロケール生成。

# nano /etc/locale.conf
____________________________
LANG=ja_JP.UTF-8 UTF-8
____________________________


・ハードウェアクロック
# hwclock --systohc --utc

 UTC推奨らしいです。

・デーモンの設定
 後で自分でカスタマイズしていくものなのでパス。

 >2012/10/22追記
  そういえばArchついにデフォルトでsystemdになったみたいですね(systemdになりました宣言)。
  旧システムから移行する際はsystemdのInstallationら辺を参考。
  この記事が参考にならなくなる日も近くなる気がしている、時間的にこの記事より新しいものがあったらそちらを参照することを推奨しておきます。

・ネットワーク設定
 同上。

・Hostnameの設定
 同上。



>ブートの設定、ブートローダのインストール

インストールが終わったものの、まだブートローダを入れていないので、この状態で電源を切っても起動してくれません。
なので、ブートの設定をする必要があります。

何はともあれ
# mkinitcpio -p linux

でブート用のイメージを作る。


ブートローダはsyslinuxとGRUBが選べますが、まぁよく使われるのがGRUBな気がするのでGRUBでいきます。
# pacman -S grub-bios
# grub-install --recheck /dev/sda
# grub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg

とうつだけ、簡単感嘆。


これで再起動してもArchが起動します。
ただし、再起動するとrootのパスワード分からない→ログインできない\(^o^)/ってことになりかねないので、rootのパスワードを設定しておきます。

# passwd


これで本当にめでたしめでたし。

Archの環境を抜け、LiveCDのコンソールに戻ります。
# exit


あとはマウントを解除して、再起動。
# umount /mnt/home
# umount /mnt
# reboot

なお、再起動した時にディスク入ってるとそっちが起動しちゃうので、ディスクは抜きましょう。


無事にブートローダの画面を経て
arch_grub.jpg

起動するとこうなります。
arch_omedetou.jpg


おめでとう!!!!!!!!!!!



>無事インストール後

あとは好みのパッケージ入れて下さい。

普通に使いそうなコマンドは下。


パッケージ一覧のキャッシュ更新
# pacman -Sy


システム全体のアップグレード
# pacman -Su


システム全体を最新にアップグレード
# pacman -Syu


インストール
# pacman -S [package name]


アンインストール
# pacman -R [package name]


最低限これだけ知っていればあとはなんとかなると思います。
分からなかったらググってください、または本家Wikiの方も情報あるので見てみるといいかもしれませんね!




_______________________

今回はここまで。
長かった…最初に書きたかったのはGUI関連の設定だった気がするけど、インストールだけで終わってしまった。
そのうち続き書くかも…疲れるから書かないかも…。
 (今回この記事のためだけにVMにArch入れました…くすん)


繰り返しになりますが、ここに書いてある内容は基本的に本家WikiのBeginner'sGuideに書いてあります。
ArchLinuxのインストール方法はまた今後変わっていく可能性もあるので、英語に拒絶反応が出ない人は本家Wikiを見ることをおすすめします。
スポンサーサイト

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。